APPLICATION

Amplifier seeding

Amplifier seeding(アンプリファイアーシーディング)とは、低パルスエネルギー(一般的には高繰返し周波数)レーザーのレーザーパルスを増幅器に入力することで高いパルスエネルギーを得る光学技術です。
増幅して得られるレーザーパルスは任意の増幅機の段数で得られますが、レーザーパルスの特性は増幅器に入力するレーザー特性に依存します。また、増幅にあたって入力するレーザー光(シーディング、種光)に対してビーム位置安定性、パルストレインの安定性等の要求がある為、安定動作レーザーシステムを選択する必要があります。

Amplifier seedingで使用されるレーザー

英国最大手のレーザーメーカーであるNovanta(Laser Quantum)社は、世界中の研究機関における理化学用途や生産装置組み込み用といった工業用途など、幅広い分野にその製品が採用されています。

Amplifier seedingには、高仕様のレーザーが必要であり、Novanta社のレーザーはこれらの要求を満たすことができます。

  • アンプリファイアの簡単な日常運用のために、クリーンで高コントラスト、低ノイズのパルス列のビームポイントの安定性が優れていることが前提条件です。
  • 最大の機械的安定性を提供するモノリシックな設定。
  • 角度的なキャリブレーションに基づかない、ディスパーシブコンペンセーティングミラー(DCM)に基づくプリズムレスキャビティは、角度的なキャリブレーション要素がない状態で高いビームポイントの安定性を提供する最も安定した光学設計を可能にします。
  • DCMは、クリーンで高コントラスト、広帯域のパルスを出力し、空間キャリブレーションのない理想的なアンプリファイアへの入力に適しています。
  • シード発振器のコントローラを介した自動化と操作により、使用が容易になり、自己起動、モードロックの監視、およびメンテナンスが可能です。
  • 長期間の安定性と、必要な場合にリモートサービスが可能な、コンパクトなモノリシックハウジングと選択されたモーター化パーツが提供されます。
  • 24/7のアプリケーション向けに基本的にフィールドサービス可能であり、シンクロトロンへの繰り返し率の安定化など特別な要求を満たす大規模な研究施設やOEM向けに供給されている経歴があります。

venteonシリーズ
geccoシリーズ

venteonシリーズ、geccoシリーズはAmplifire seeging用光源としてOEM提供され市場に導入されている実績があるレーザーシステムです。
自動モニター機能が内蔵されているため、常に安定してレーザーパルスを発振します。また分散補償ミラーを用いたプリズムレス設計の共振器により優れたビーム位置安定性、ハイコントラストのスペクトルを発振することが出来るためAmplifire seedingに適したレーザーシステムです。
Novanta(Laser Quantum)社製レーザーシステムはオンラインで診断/調整機能が実装されているため、レーザーシステムが設置されたままの状態でメンテナンス作業を行うことが可能です。

70~110MHz周波数「geccoレーザーシステム」

<5.5fsパルス幅「venteonレーザーシステム」

レーザー詳細仕様のご説明、お客様のご用途/ニーズにあわせてレーザーシステムのご提案を致しますので、お電話(03-3351-0717)もしくはお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。

条件に一致する製品は3件あります

Novanta(Laser Quantum)

80MHz スタンダード フェムト秒レーザー

gecco One

独自のセルフスタート、モードロックのモニター及びメンテナンスシステムを非常に堅牢なメカニカルデザインのレーザーヘッドに組み込んでいる非常に安定したフェムト秒レーザーシステムです。

波長 780~860nm特徴<20 fs@>600mW カテゴリーフェムト秒レーザー
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