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ダイヤモンドNVセンター励起

「ダイヤモンドNVセンター(Diamond Nitrogen-vacancy Center)」とは、ダイヤモンド中の炭素(C)原子があるべきところに窒素(N)原子が置き換わることで、そのとなりに空孔(Vacancy)ができる格子欠陥です。

NVセンターを532nm等の緑色レーザーで励起し、発する蛍光強度の変化を読み出すことで、磁場、電場、温度を超高感度で計測できます。

他の超高感度センサーや量子デバイスと異なり、NVセンターは室温でも状態を保つことができるため、様々な応用が期待されています。また近年、人工ダイヤ合成の技術が進んだことで、さらなるデバイスの研究・開発が行われています。

 

ダイヤモンドNVセンター励起におすすめのレーザー

Novanta(Laser Quantum)社のレーザーシステムは、ダイヤモンドNVセンター励起用光源として国内外の研究所・大学・民間企業で採用されています。本用途向けとしては、出力、安定性、価格等に応じた3つのシリーズをラインナップしています。


コンパクト、フルリモート制御gemレーザーシステム

gem 532レーザーシステム

  • 小型・低価格

「gem 532」は、100mWから最大2Wまで多様な出力モデルをラインナップする、小型・低価格モデルです。ダイヤモンドNVセンター励起用光源として数多く採用されています。一般的な製品と比べて出力安定性が<0.8%rmsと高く、使い勝手のよいモデルです。レーザー電源とPCを接続することで出力の変更などを制御できます。


高安定性、高機能ventusレーザーシステム

ventus 532レーザーシステム

  • 高安定・低ノイズ

「ventus 532」は、100mWから最大1.5Wまでの出力をラインナップする高安定・低ノイズモデルです。出力安定性は<0.4%rms、ノイズも<0.15%rmsと高性能、ディスプレイと設定ボタンを搭載したスマート電源を装備しているため、PCに接続せず出力調整などの操作が行えます。


高出力、高安定性、高機能opusレーザーシステム

opus 532レーザーシステム

  • 最大6Wをラインナップ

「opus 532」は、2Wから最大6Wまでの出力をラインナップする高出力モデルです。出力安定性も<0.4%rms、ノイズも<0.15%rmsと高安定・低ノイズで、本モデルもスマート電源を装備しています。

 

 

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