TEM00モード　高パルスエネルギー パルスYAGレーザー

LPY TEM00 シリーズ概要

LPY TEM00 シリーズは、LPYシリーズの中で共振器内にテレスコープを内蔵した安定型テレスコピック共振器タイプで、低拡がり角モデル(<0.8mrad)かつ、TEM00 モードのレーザーです。

発振波長は1064nmのほかに、532nm、355nm、266nm、213nmをラインアップし、倍波結晶ユニットをモジュール化しています。その為、簡単に倍波結晶ユニットの脱着を可能とし、特別な調整を行うことなく発振波長を切り替えることが可能です。
インバー型共振器設計により堅牢なレーザーヘッドになっています。

産業用に使用されることを想定した共振器設計により安定性、信頼性をもっており、海外・日本国内に数多くの納入実績がございます。

共振器タイプ毎の特徴

安定型テレスコピック共振器：LPY TEM00 シリーズ

安定型テレスコピック共振器は安定型共振器内にテレスコープを内蔵することで、低いビーム拡がり角を実現する共振器デザインです。ビーム品質はM²値：3～4程度でガウシアン共振器よりM²値は劣りますが、発振エネルギー効率が優秀な為テレスコープの調整をする程度で様々な繰返し周波数下でも安定したビーム性能でお使い頂けます。

LPYシリーズにはこちらの安定型テレスコピック共振器タイプの他に、最大2Jを発振するLPY600/700シリーズ（安定型共振器タイプ）、高いビーム品質を可能にしたLPY G シリーズ（ガウシアン共振器タイプ）、高繰返しを実現するLPY HRシリーズ（高繰返し安定型共振器タイプ）がございます。
共振器タイプ一覧はコチラよりご覧頂けます。

LPY TEM00 シリーズモデルラインナップ

【カタログ】LPYシリーズ

タイプ別LPYシリーズラインナップ

共振器タイプ等によって様々なモデルがございますので、以下からご選択ください。

その他にも、最大5J@10Hzを発振するLPY7000シリーズや、
最大10J@5Hzを発振するLPY10Jシリーズもございます。