Nano S/L/T PIVシリーズ Nano L PIVシリーズ
コンパクト フラッシュランプ励起パルスYAGレーザー
532nmNanoレーザーシステムの共振器2つを1つのレーザーヘッドに納め、各レーザーヘッドから最大200mJ@15Hzを発振するPIV(デュアルヘッド)レーザーシステムです。
- 小型でかつ頑丈なレーザーヘッド
- 3倍波(355nm)、4倍波(266nm)発振可能
- 最大パルスエネルギー200mJ(各ヘッド)
- 最大周波数15Hz(各ヘッド)
- 低拡がり角オプション可能
- 長いランプ寿命
DESCRIPTION
製品概要
Nano L PIVシリーズ概要
Nano L PIVシリーズは、小型のNano S PIVシリーズと同じく堅牢なつくりで、 より大きなパルスエネルギーと繰返し周波数を可能とするデュアルヘッドレーザーシステムです。各ヘッドの最大繰返し周波数は100Hzを可能とし、 最大200Hzを実現しており、非常にコンパクトなレーザーヘッドながら革新的な性能を誇る仕様となっています。
TTL信号を入力することで各共振器の発振を制御する事が可能なためPIV用途はもちろん、共振器1つだけを使用するアプリケーションにも対応が可能です。
小型なレーザーヘッドでありながら各ヘッド最大パルスエネルギー200mJ@532nm、最大周波数は100Hzまで発振可能モデルがございます。
また、共振器内シャッターが装備されている為使用上の安全対策も施されています。
共振器タイプの特徴について
安定型共振器:NanoS PIVシリーズ、NanoL PIVシリーズ
安定型共振器はフラッシュランプ励起Nd:YAGレーザーシステムの中で最も多く使用されている共振器デザインです。M2値はマルチモードで、レーザービームはフラットトップに近い形状をしています。安定型共振器は発振エネルギー効率が優れており様々な繰返し周波数設定下でも安定したパルス性能(パルスエネルギー、ビーム品質等)を維持してお使い頂けます。
NanoPIVシリーズには安定型共振器タイプの他にビーム拡がり角を抑えたNanoT PIV(テレスコピック安定型共振器)がございます。
共振器タイプ一覧はコチラよりご覧頂けます。
NanoL PIVシリーズモデルラインナップ
モデル名 | Nano L 200-15PIV |
Nano L 145-15PIV |
Nano L 150-20PIV |
Nano L 50-50PIV |
Nano L 100-50PIV |
Nano L 50-100PIV |
---|---|---|---|---|---|---|
波長 | 532nm | |||||
繰返し周波数 | 0-15Hz | 0-15Hz | 0-20Hz | 0-50Hz | 0-50Hz | 0-100Hz |
パルスエネルギー (各ヘッド) |
200mJ | 145mJ | 150mJ | 50mJ | 100mJ | 50mJ |
パルス間安定性 | ±2% | |||||
ビーム径 | 6.5mm | 5mm | 6.5mm | 4mm | 4mm | 4mm |
ビーム拡がり角 | ~3mrad | ~3mrad | ~3mrad | ~2mrad | ~2mrad | ~2mrad |
ポインティング スタビリティ |
<100μrad | |||||
動作温度 | 5~35℃ | |||||
パルス幅 | 6~9ns | 6~9ns | 6~9ns | 5~8ns | 5~8ns | 5~8ns |
冷却方式 | 空冷 |
共振器タイプ別Nanoシリーズラインナップ
以下のように、パルスエネルギー、繰り返し周波数や共振器タイプの違いによって、3つのシリーズに分けられています。
シリーズ名 | パルスエネルギー@1064nm | 繰返し周波数 | 特徴 |
Nano S PIVシリーズ | 最大65mJ | 最大30Hz | 安定型共振器タイプ コンパクトモデル |
Nano L PIVシリーズ (このページ) |
最大200mJ | 最大50Hz | 安定型共振器タイプ |
Nano T PIVシリーズ | 最大180mJ | 最大100Hz | テレスコピック 安定型共振器タイプ ビーム拡がり角 <0.8mrad |
CATALOG